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【サトウの切り餅×味の素社 】お餅のプロ!サトウ食品に聞く、おいしい食べ方とお餅の秘密

早いもので、2023年もあっという間に1ヶ月が過ぎようとしています。正月に仕事始め、成人式と……行事が盛りだくさんの1月も後半に差し掛かり、少し落ち着いてきたという方も多いかもしれませんね 。

さて、お正月の定番料理にかかせないのが「お餅」。みなさんもお雑煮などにしてお正月に食べられたのではないでしょうか?
オーブントースターや電子レンジで簡単に調理ができるお餅ですが、「お正月にしか食べない」という方も多いのでは?
そして、お正月用に購入したけど、食べ方のレパートリーが少なくてまだ残っている……という声も毎年聞かれます。

実は、お餅はどんな味付けや食材にも馴染みやすい、万能食材なんです!今回は、テレビCMでもおなじみの『サトウの切り餅』を販売するサトウ食品の石田さんと本間さんに、お餅の秘密とお正月以外でも楽しめるおすすめのレシピを伺いました。「サトウの切り餅×味の素社」のオリジナルレシピもあるので、ぜひお試しくださいね!

「おいしいお餅」の研究を重ねて66年!

——まずは、『サトウの切り餅』の特徴について教えてください。

石田さん:『サトウの切り餅』は、国産のもち米を100%使用し、昔ながらの杵つき製法で作ったお餅です。この製法は66年前の発売当時から変わっていないんですよ。

お餅をカビさせないように、包装の仕方や包装資材は試行錯誤してきました。お餅は空気に触れ続けているとカビてしまいます。包装の歴史は、カビとの戦いなんです。

——なるほど。

石田さん:よりおいしく、より長くお餅を楽しんでもらうための包装資材へのこだわりが、『サトウの切り餅』独自の強みなんじゃないかと思っています。

直近では、2016年に包装資材のリニューアルを行っています。水分は保持しながら酸素を吸収する「ながもちフィルム」に変更したことで、より長くおいしいお餅を楽しんでいただけるようになったんですよ。リニューアル前は15ヶ月だった賞味期限も、24ヶ月に伸びました!

――リニューアル前も賞味期限が長いですけど、さらに9ヶ月も伸びたなんて、素晴らしいですね。

食事にも、デザートにも。シンプルだから何にでも合わせやすい

——長く販売してきたからこそ感じる時代の変化はありますか?

本間さん:現在の購入層は40代以降が中心です。昔は子どもを含めた若い世代にも日常的に食べられてきたのに、今では「正月にしか食べない」という人も多くなってきています。そして普段食べないから、「お餅は調理が面倒」というイメージも強いんですよね。

——味の素社の製品もメインの購入者層は40代以降の方が多いので、そのお悩みはよくわかります。弊社では若い方にも手軽にご利用いただけるよう、商品開発のほかレシピの発信にも力を入れていますが、サトウ食品さんはどんなことを行っていますか?

本間さん:私たちも同じです!電子レンジだけで気軽に作れるレシピの発信を行ったり、若い人向けの商品開発をしたりしています。

『サトウの切り餅いっぽん』は、ハムやチーズを巻いて食べたり、ジャムをディップして食べたりと、より手軽にお餅が楽しめます。お米やパンよりも短時間で調理できるので、忙しい方にもぴったりです!

石田さん:ハムチーズ巻き餅は私もよく朝食に食べますね。他にも、スープや鍋にお餅を入れることも。

本間さん:私はお餅をピザ生地に見立てて好きな具材をトッピングするもちピザをよく食べています。チーズやベーコンをのせて朝食に食べることもあれば、チョコやバナナをトッピングしておやつとして楽しむこともありますよ。

私は普段サトウ食品ではメニュー開発の仕事をメインに行っていますが、試作をすればするほど「お餅って何にでも合うんだな」と実感するんです。

短時間でできて、和洋中何にでもアレンジ可能!開発担当者オススメレシピをご紹介

——「お餅は何にでも合う」とのことですが、レシピ開発担当者オススメレシピを和・洋・中それぞれ教えていただけますか。

本間さん:はい。まずは和洋中どのレシピにも使えるオススメ調理方法からお伝えします。みなさんは普段、お餅をどのように調理しますか?おそらく、電子レンジやオーブントースターで焼く方が多いんじゃないかと思います。もちろんその方法でもおいしいお餅が楽しめるのですが、私がオススメしたいのはフライパンで焼く方法です!

——フライパンでお餅を焼く?

本間さん:餅つき大会で食べるような、つきたてのお餅の食感になるんですよ。焼き方もとても簡単。温めたフライパンにお餅を入れて、そこに少量のお湯を入れて軽く蒸すだけ。電子レンジやオーブントースターで焼くよりも、もちもちの食感を楽しめます!

そして、その焼き方を応用して作るのが「もちのバターソテー」です。フライパンで蒸し焼きにしたお餅にバターを入れ、表面がカリッとするまで焼きます。それをお皿に盛りつけたら、お好みでメープルシロップやアーモンドスライスをかけるだけ。簡単デザートの出来上がりです。

「もちのバターソテー」。詳しいレシピページは、記事の最後にまとめました

——簡単でおいしそう。中華と和食のオススメレシピも教えてください。
本間さん:はい。中華のオススメは、味の素社の「Cook DoⓇ」シリーズを使って作る「麻婆もち」です。豆腐の代わりにお餅を使ってみたら、とてもおいしかったのでぜひ紹介したくて!

「麻婆もち」

本間さん:作り方は、耐熱容器にお餅と麻婆豆腐の素を入れてレンジでチンするだけ。お好みで小ねぎを散らしたり、ひき肉を加えてもいいですね。耐熱容器と電子レンジだけで食べごたえのある主菜が完成しますよ。

そして最後に紹介するのが、「いなり餅」。実は、スーパーで売っているいなり寿司用の油揚げが、『サトウの切り餅』にピッタリのサイズなんです(笑)。

「いなり餅」

——まさに、担当者だからこそ知るレシピですね。

本間さん:いろいろ試作をしているから、発見できました(笑)。こちらも作り方はとても簡単!いなり寿司用の油揚げにお餅を詰めて、電子レンジで加熱するだけです。「少しお餅が膨らんで来たな」と思うところで加熱を中止し、取り出してください。

お餅は和食として食べる方が多いと思いますが、このように洋食や中華、そしてスイーツにも使えます。生活者のみなさんにも、レシピを通じてお餅の幅広さをお伝えしていけると嬉しいですね。

味の素社考案!「味の素社×サトウの切り餅」コラボメニュー「ほうじ茶ミルクティーぜんざい」


今回なんと……味の素社と『サトウの切り餅』がコラボして、オリジナルレシピを作っちゃいました!

寒い日にぴったりの、ほうじ茶の香りと牛乳のコクがおいしい人気のカフェメニュー。ぜひ作ってみてください♪

材料&調理手順

  1. お餅は少し焼き目がつくくらいまで焼く。

  2. 鍋に(A)を入れて火にかけ、沸騰したら火を止める。

  3. 器に(1)のお餅を入れ、(2)を等分注ぎ、ゆであずきをのせ、好みできな粉をふる。

正月にしか食べないなんてもったいない!アレンジレシピでお餅をもっと楽しむ


石田さんと本間さんのお話を聞いて、正月ぶりにお餅が食べたくなった方も多いかも知れませんね。最近ではスポーツなど持久力が必要な場面で高い効果を発揮する食材として、プロのアスリートたちからも注目を浴び始めているそう。サトウ食品さんも、持久力のカギとなる「糖質」をお餅から効率的に摂取する「餅カーボローディング」という食事法の普及に力を入れています。

おいしくて、いろんな食材に合わせやすくて、保存もしやすく、調理も簡単で、スポーツにもぴったりで……。実はいろんな魅力を持っているお餅。正月にしか食べないなんてもったいない!紹介したレシピを参考に、ぜひ普段のお食事でも楽しんでみてくださいね。

今回は、サトウ食品さんとのコラボでお送りしました。今後、味の素社とコラボしてほしい企業がありましたら、アンケートフォームからぜひ教えてください♪




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