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担当者に聞いた!「AJINOMOTOPARK」イベントの裏側を大公開

「AJINOMOTO PARK」で定期的に開催しているオンラインイベント。

毎回、バリエーション豊かなイベントが企画され、たくさんのファンの方たちに参加していただいています。企画にはファンの方々の「声」を反映するのがこだわり。時には、数百人規模のイベントとなることもありますが、みなさんに「参加して良かったな」と思ってもらうために、裏では味の素社員が、とても張り切って企画を練っています!

ということで、今回のテーマは「『AJINOMOTO PARK』のイベントがどうやって作られているのか」です。イベントに参加するだけでは分からない、担当者だからこそ知っている裏話をイベント担当者の淡川さんにお聞きしました。

イベントによく参加するという方も、まだイベントに参加したことがない方も、ぜひ読んでいただけると嬉しいです♪

企画から実施までに約3ヶ月!「AJINOMOTO PARK」イベントの作り方

淡川さん:「AJINOMOTO PARK」でイベントを担当している淡川です。私は食べることが大好きで、食にまつわることなら一生考えていても飽きない!と思い、味の素社に入社しました。今はイベントの企画・運営をチームメンバー3名とともに担当しています。

――イベント運営には、昔から携わってきたのですか?

淡川さん:いえ、実は今まで、このようなイベント企画には一切携わってこなかったんです。学生時代に、文化祭の前夜祭の企画をほんの少し、お手伝いしたレベルでした…。

なので、担当を始めたばかりのときは「イベントの企画って何からはじめればいいんだろう?」「しかも、オンラインで皆さんに食の楽しさを『体験』してもらうにはどうすればいいんだろう?」と、とても悩みましたね。それでも、前任から受け継いだノウハウをもとに、チームメンバーとともに試行錯誤しながら、今までで大・小合わせて9つのイベントを実施してきました。

――味の素社では、普段、どんなイベントを開催しているんですか?

淡川さん:味の素社では、ZOOMをつかったオンラインイベントを定期的に開催しているのですが、イベントタイプは大きく分けると、2種類あります。一つは、数百人規模の方をご招待するする“食の楽しさ”を体験としてお届けするイベント。料理家さんなどをゲストに迎え、目から鱗の料理術を教えてもらいます。

もう一つは、20~30人規模で行なう「ファンミーティング」。こちらは、味の素社の取り組みや製品をテーマに、ファンのみなさまと社員が対話を楽しむ小規模イベントです。

――イベントはどうやって企画しているんですか?

淡川さん:イベントの企画から実施までには約3ヶ月かけています。まずは、ニーズの探索から。「どういうイベントなら参加してみたい」と思っていただけるか、イベントに参加した後にどういう気持ちになって、どういう行動をとっていただけると、「食の楽しさ」の体感に繋がるのか。そういったことを一つずつ考えていくんです。

――ハッキリとした答えがあるわけではないので、仮説の積み重ねというわけですよね。大変だと思います。ニーズの探索を終えたら、具体的な企画テーマはどうやって考えていくんですか?

淡川さん:常日頃から、「AJINOMOTO PARK」には、食に関連するデータやファンのみなさんからのお声がたくさん集まっています。そのデータをもとに、テーマ案を担当メンバーとともに議論し、徐々に内容を固めていく、という流れです。

企画のときには、現在の食トレンドに沿ったテーマで、食べる楽しさをもっと発見できる体験をお届けすることを心がけています。

――一部のイベントでは、料理家の方が登場することもあり、そこもイベントのお楽しみの一つになっているのではと思います。

淡川さん:キャスティングも、イベントの目的に沿って検討しています。どんな方に登場していただくと、参加者の方々により想いが伝わるのか、その方の個性や強みなども踏まえたうえで、一緒にイベントを作りあげてくださる方を探します。

オンラインでも楽しめる「体験」へのこだわり


――イベントはオンラインで実施されていますが、「オンラインだからこそ」の難しさや、意識していることはありますか?

淡川さん:そうですね、オンラインでもその場で一緒に画面を見ながら参加していただけるよう「体験」パートを入れることを心がけています。たとえば、製品の特長をお伝えするには、実際に「味わっていただく」のが伝わりやすいかなと。イベント中に調味料をお湯に溶かして、即席のだしの湯溶きを作って味わうなど、ご自宅でも簡単に実践できることを取り入れることで、参加者のみなさんにも画面の向こうで「ちょっとやってみようかな?」と思っていただけるようにしています。

――確かに、画面を見ながらその場で真似できることが実演されていたら、ちょっと試したくなりますね。実際にイベントには、どんな人が参加しているんですか?

淡川さん:年代は幅広く、20~60代の方に多くご参加いただいていますね。もちろん、テーマによって参加する層も異なりますが、それぞれのテーマに熱心な方をご招待したいので、各イベントやファンミーティングでは「こういう方にオススメ!」をわかりやすく打ち出して募集しています。

――これから参加してみたいな、という方の中には、「初めてのオンラインイベントで不安……」という方もいるかもしれません。

淡川さん:確かに、初めてのオンラインイベントだといろいろな不安がありますよね。

たとえば、顔出しに抵抗があるという方。イベントやファンミーティングは、ZOOM形式で実施していますので、お顔出しいただけるのはもちろん嬉しいのですが、必須ではなく、カメラオフの方も多くいらっしゃいます。

――そういった空気感って、実際にイベントに参加しないと分からないので、事前に知ることができるのは嬉しいですね。

淡川さん:大規模イベントのときだと、コミュニケーションはチャットやリアクションボタンが主なので、純粋に食の楽しい情報や味の素社の情報をもっと知りたいと思っている方にオススメです!

逆に、小規模のファンミーティングは、みなさんにもマイクをオンにしていただき、直接社員とお話をするスタイルです。こちらは、もっと味の素社員や同じ興味をもつ人と語り合いたいと思っている人にオススメします。

――イベントには、どうやって申し込みをすればいいのでしょうか?

淡川さん:イベント募集ページから簡単にお申込みいただけます。会員登録の上、無料で簡単にご応募いただけるので、気になるテーマのイベントがあればぜひ一度、参加してみてください!

担当者が振り返るこれまでのイベント


これまで開催されたイベントを担当者視点で振り返ってもらいました。各イベントは、イベントレポートページにて、アーカイブ動画でも視聴することができます。気になったイベントは、ぜひ視聴してみてください♪

<あまり食材が大変身!クッキングイベント>

・鳥羽シェフ直伝☆あまり食材で極上レシピ!料理イベントレポート

淡川さん:あまりにも料理のおいしいにおいがクッキングスタジオ内に広がるので、運営スタッフは本番中もお腹がぐーぐー鳴っていました……。本番後は、鳥羽シェフに作っていただいたおいしいお料理をみんなで食べて、「役得!」と感じたイベントでした。

・おうちの食材をつかい切る!「サルベージクッキング」イベントレポ

淡川さん:みなさんからのお声や質問をリアルタイムでたくさん拾うため、カメラの横にコメント拾い専用のモニターを設置して挑んだイベントでした。イベントで紹介した「トマトの冷凍術」や「きゅうりを炒める調理法」はイベント後、さっそく家でも実践しましたね!

<参加者の皆さまとたくさんおしゃべり♪ファンミーティング>

・たべる楽しさを一緒に!オンラインファンミーティングレポート

淡川さん:たくさんの貴重なご意見をいただけたファンミーティングでした。この場でいただいたお声から、実際にマガジン記事制作のアイデアが生まれて、発信したものもあります。

・あつまれ 「ピュアセレクト®」好き! マヨトーク会レポート♪

淡川さん:味の素社員も知らなかったような、マヨネーズのオススメ活用法を参加者のみなさんからたくさん教えてもらったファンミーティング。我が家のマヨネーズ活用術の幅が広がりました!

<製品担当者が語る、新製品やリニューアル品の裏話満載!>
・いち早くお試し!2021年秋冬新製品体験イベントレポート

淡川さん:イベント当日に、館内放送を切り忘れていてイベント終了直後にアナウンスが流れてしまう…というヒヤッとした一場面も(笑)。このシリーズでは、登壇者はみんな顔見知りで仲良しなので、リハーサルも本番も、和気あいあいと楽しく過ごしています。

・いち早くお試し! 2022年春の新製品体験 イベントレポート

淡川さん:過去最多の応募数があったのがこちらのイベント。台本には、よりスムーズな進行を目指して、試食の提供時間まで細かく作りこみました(でも実は、台本化されていない自然な掛け合いの部分が良かった!というお声もありました)。

次のイベントは12月に開催予定!ぜひチェックを


――イベントの裏側について、たくさん教えていただき、ありがとうございます。それでは、最後にイベント担当者としてのやりがいを教えてください。

淡川さん:普段、みなさんと直接お話ができる機会が少ないので、リアルタイムでコメントやご質問をいただけることがとても嬉しいです。イベント参加者の方から教えていただくこともとても多く、それを「AJINOMOTO PARK」に反映して、みなさんに楽しんでいただけるようなコンテンツを作っていくことにやりがいを感じています。

また、イベントやファンミーティングでは、なるべく多くの方とコミュニケーションすることを意識しているため、「コメントを読んでくれて、嬉しいです!」「質問に応えていただきありがとうございました」といった反応が嬉しいですね。

イベント後のアンケートも隅々まで目を通しています。「メーカーが主催するイベントは一方通行のものが多いので、参加者同士で話し合える、今日のようなファンミーティングは新鮮でした!楽しかったです」という回答をもらったときは、私たちが大切にしたいと思っていることが伝わっているんだなと、感動しました。

――ありがとうございました。それでは、次回のイベントについて教えてください!

淡川さん:次回は「料理がマンネリ化してきている」「タスク化されてしまい、日々の料理作りを楽しめなくなっている」方々に向けて、料理のレパートリーが簡単に増やせたり、料理がちょっと楽しくなるようなイベントを企画しています!

みんなにも読んでほしいですか?

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