「AJINOMOTO PARK」編集部
おいしい未来を目指して。私たちが取り組むサステナビリティ
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おいしい未来を目指して。私たちが取り組むサステナビリティ

「AJINOMOTO PARK」編集部

近年、世界的に関心を集めているSDGs(持続可能な開発目標)。さまざまな企業が、それぞれの方法で、SDGsを意識した取り組みを進めていると思います。

私たちも日々、これまでの事業を一から振り返り、環境負荷を減らすために何ができるか、たくさん考えてきました。そのおかげで、いま、私たちもさまざまな取り組みを進めている最中なのです。今回は私たちが行っているサステナブルな取り組みの一部を紹介させていただきます。

「味の素Ⓡ」「うま味だし・ハイミーⓇ」のパッケージを紙化することで、プラスチック廃棄物を削減

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私たちは、2030年度までにプラスチック廃棄物をゼロにすることを目標に掲げています。

プラスチックといえば、生活のあらゆる場面で利用されている素材です。しかし、その多くは「使い捨て」されており、適切な処理がされないまま自然環境に流出してしまうことが少なくありません。それらが流れ込んでいく先の一つである海には、1億5000トン※1ものプラスチックごみが存在していると言われています。

こうしたプラスチック廃棄物の削減を目指すため、私たちが行なっているのが、プラスチック包材のモノマテリアル(単一素材)化や、紙包材化する取り組み。2022年3月には、うま味調味料「味の素®」、うま味調味料「うま味だし・ハイミー®」の袋入り品種のパッケージをプラスチック包材から紙包材に変更しています。

今回は、約2年間に及ぶ試行錯誤の結果、プラスチック包材と変わらない強度や保存性を実現。これにより、プラスチック廃棄量を2020年度比で約12トン削減、従来品比で年間約34%のプラスチック使用料を削減することができました。

サプライチェーン全体を俯瞰して取り組む、私たちのフードロス削減

世界では、消費のために生産された食料のなんと約3分の1(約13億トン)※2が、廃棄されています。これは農業による生産から、家庭での消費に至るまでに発生する食料の損失や廃棄の問題です。こうした状況を受け、私たちは製品ライフサイクル全体を「川上(生産)」「川中(加工・配送)」「川下(小売・食卓)」として、俯瞰した取り組みを行なうことでフードロス低減を目指しています。

例えば「ほんだし®」では、カツオを丸ごと活かし切ることを大切にしています。かつお節を作る際にできるさまざまな副産物も大切な資源の一つ。加工の段階で、最初に取り除く頭や内臓を有機質肥料・飼料として生産の場で役立てたり、中骨をカルシウム食品の原料にしたり、煮汁をカツオエキスとして使用したりなど。簡単に廃棄せず、有用に使い切ろうと考えることで、たくさんの使い道を見つけることができました。

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同様に、「味の素®」を生産する過程で生まれる副生物も、栄養の宝庫として重宝しています。「味の素®」は、サトウキビなど原料となる農作物の糖分を発酵させ、アミノ酸を取り出して作られていますが、このときに残った液体にも実は栄養成分がたっぷり含まれているのです。

「コプロ(Co-Product:副生物)」と呼ばれるこの液体は、有機質肥料として畑に戻すことで、再びサトウキビを育むなど、 地域に豊かな実りをもたらします。地域の農家がこの肥料で作物を育て、その作物がやがて「味の素®」の原料となる。私たちは、この循環を「バイオサイクル」として大切にしているのです。

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こうした川上・川中における取り組みに加えて、川下では「生活の中で取り入れられるフードロス削減のアイデアやレシピ」を丁寧に発信することが重要だと考えています。事実、日本のフードロスのうち、家庭から出るものは年間約276万トン(平成30年度農林水産省推計)にも及ぶそうです。これは、フードロス全体の約半分を占めています。だからこそ、私たちは毎日の料理や食事を通じて実践できるフードロス(食材をムダなく、おいしく食べ切ること)を広げるため、WEBサイト「AJINOMOTO PARK」やイベントを通じた発信を続けてきました。

合言葉は、「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」

そしてこのたび、私たちはフードロス削減の取り組みをみなさまに向けて発信していくシンボルを制作しました。

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合言葉は、「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」。今まで無駄にしていた原料・エネルギー・生産工程などを無駄にしない。そればかりか、無駄ではなく、さらに価値のあるものとして、考える。「もったいない」から捨てないのではなく、「素晴らしい価値がある」から捨てない。

限りある食資源を最大限に活かし切るため、私たちはこの考えを胸に、商品やレシピの開発や研究を進めていきます。そして、今後はフードロス削減の情報発信をさらに強化していきます。

どんな原材料でも、どんな食材でも、端から端まで、使い道があると信じて。みなさんと一緒に「おいしい未来」へ歩んでいきたいと思うのです。

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出典
※1 WWFジャパン「海洋プラスチック問題について」
※2 FAO「世界の食料ロスと食料廃棄(2011年)

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