「AJINOMOTO PARK」編集部
おうちの食材をつかい切る!「サルベージクッキング」イベントレポ
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おうちの食材をつかい切る!「サルベージクッキング」イベントレポ

「AJINOMOTO PARK」編集部

冷蔵庫の食材がつい、あまってしまったり、つかい切れなかったりする…そんな悩みを抱えている方は意外と多いのかもしれません。忙しい中、日々料理をするだけでも大変なのに、食材をつかい切ることまで考えるのはむずかしい…。

そんなお悩みを解決すべく、先日「サルベージクッキング~おうちの食材をつかい切る!初夏にうれしいレシピ&簡単テク☆~」イベントを開催!おうちのフードロスを減らすためのテクニックをお届けしました!
実は、「また開催してほしい」という皆さまのお声にお応えして、イベントの開催は二回目☆

食の学び舎「food skole(フードスコーレ)」の校長・平井巧さんと、数多くのレシピ開発や飲食店のプロデュースをおこなう料理家の山田英季さんの2名をゲストに迎え、おうちであまらせてしまいがちな食材を救出するレシピや、食材をおいしく保存する簡単テクニックをご紹介♪

食材がいたみやすい季節だからこそチェックしたい情報が満載です。

↓イベントの模様をダイジェストでチェックしたい方はこちら♪↓

みんながあまらせやすい食材、第一位は…?

今回のイベントテーマは、「サルベージクッキング」。買いすぎてしまったり、もてあましてしまったりしている食材をサルベージする(救い出す)ためのレシピや保存術をお届けします☆

まずは、「みんなが食材をつかい切るためにしていること」に関するアンケートの結果発表!

回答の中でとくに多かったのが「買いすぎないようにすること」でした。また、冷凍することや漬物・スープ・炒め物にするなどの回答もあった様です!

そして、「みんながあまらせがちな食材」アンケートの結果もランキング形式で発表されました。2位や3位は夏野菜で有名な「なす」や「トマト」。気になる第1位は、「きゅうり」でした!

ここで平井さんから、あまらせてしまった食材がまだ食べられるかどうかの見分け方について教えてもらいました!

「野菜の見た目が黒ずんでいたり、しわしわと萎えてしまっていたりするときには、包丁で切るとか、皮をむいてみるなどして、食べられる部分をチェックしてみてください。傷んでいる部分を切り落とせば、食べられる場合もあります」(平井さん)

それでも、「食べにくいな」「抵抗がある」と感じる方は、カレーなどの濃い味付けの料理の具材としてつかうことで、おいしく食べられるそう。

つづいては、あまらせがちな食材ランキングで上位にはいった食材をつかった、おいしいレシピを紹介!

あまらせがちな食材をつかってサルベージクッキング♪

今回ご紹介するサルベージクッキングのレシピは「ミニトマトとシーフードミックスのクラムチャウダー風パエリア」と「ランチョンミートときゅうりのチャンプル」のふたつ!

あまらせがちな「トマト」や「きゅうり」をつかった簡単にできるメイン料理、ということで山田さんにレシピを考えてもらいました♪

■ミニトマトとシーフードミックスのクラムチャウダー風パエリア

はじめに実演いただいたのが、みんながあまらせがちな食材アンケートで3位に挙がっていたトマトをつかった「ミニトマトとシーフードミックスのクラムチャウダー風パエリア」。

まずはミニトマトをカット!

次に、刻んだにんにくをフライパンで炒めます。

にんにくのみじん切りは均等にしなくて大丈夫、と山田さん。小さいところがあったり、大きいところがあったりと、形はバラバラでも◎にんにくの大きさがバラバラになることによって、風味に変化が起きて、飽きがこないのだとか。

一回のお買い物で、あまらせてしまいがちなにんにくですが、山田さんは「にんにくオイル」にして保存することもあるのだそうです。

「にんにくの皮をむいて軽くつぶしたものを、オリーブオイルなどでじわじわゆっくり加熱するとにんにくオイルになるんです。出来上がったオイルは、パスタを作るときにもつかえるのでおすすめです。常温保存もできますよ!」(山田さん)

にんにくにほんのりと色がついてきたら、米をいれます。米にオイルを吸わせていくと、透明になっていくので、その状態になるまで火を通します。

米が透き通ってきたら、牛乳、水、「丸鶏がらスープ」、「瀬戸のほんじお」、黒こしょうを加えます。フライパンにフタをして、湯気が出てきたら中火にします。

今回のパエリアでは、トマトのほかにあまらせがちな牛乳をつかっているのもポイント!

「牛乳はつかい道に困ってフードロスになりやすいんです。牛乳をうまくつかえるようになると、おうちのフードロス削減にもつながると思います」と、平井さんもコメント。

牛乳のつかい方にイベント参加者の方からも驚きの声が届く中、山田さんからおうちの食材を上手につかい切るためのコツを教えてもらいました。

「料理をつくるときには、定期的に冷蔵庫の中と相談しながら、つかう食材を決めるのがいいと思います。

冷蔵庫の中身を見て、『これとこれがあるんだな、明日までにつかっておかないとな』と、今ある食材からレシピを考えてみてもいいですね」(山田さん)

また、今回はシーフードミックスをつかっていますが、ベーコンやウインナー、鶏肉などでも代用できると山田さん。

トマトに含まれるグルタミン酸と動物性食材に含まれるイノシン酸は相性がよく、組み合わせることでうま味が格段に強く感じられるのだとか!

フライパンの中が煮立ってきたら、シーフードミックスとミニトマトを加えて、再びフタをして弱火にし、さらに7分ほど炊き込みます。火を止めて5分蒸らし、最後に刻んだパセリをふりかけて完成!

つかう食材の数がシンプルなときには、仕上げのハーブを多めにかけると、香りが引き立っておいしくなるのだとか♪

詳しいレシピはこちら!

ここで、進行の中村さんから、ミニトマト保存のコツを教えてもらいました♪

<ミニトマト保存のコツ>

・野菜室で1週間ほど保存可能
・ヘタに雑菌がたまりやすい、ヘタはとるのがおすすめ
・1週間以上保存したい場合は、冷凍保存を!
・ヘタをとったミニトマトの水気を拭きとり、保存袋に平らにして入れて、冷凍すると1ヶ月ほど保存可能

「ミニトマト」を長く楽しむ保存方法や大量消費レシピは、こちらの記事でご紹介中です!

■ランチョンミートときゅうりのチャンプル

二品目は、あまらせがちな食材1位にもなったきゅうりをつかった「ランチョンミートときゅうりのチャンプル」です。きゅうりを炒めるという意外な調理法に期待が高まります♪

また、「Cook Do®」青椒肉絲(ちんじゃおろうすー)用を青椒肉絲以外の料理に活用するのもポイントのひとつ。つかう食材次第で、違う料理に変身させることができるのも、サルベージクッキングの楽しさです◎

フライパンにごま油大さじ1を入れて、温まったら、切ったポークランチョンミートと手でちぎった木綿豆腐を表面が色づくまで炒めます。(豆腐はキッチンペーパーで包んで、重石をのせ、1時間おいたものを使用)

ここで山田さんから油のつかい方についてワンポイントアドバイスが♪

「シンプルな食材を組み合わせて料理するときは、香りが特徴的な油をつかうのがおすすめです。ごま油が少量しか残っていないときには、調理の際にサラダ油をつかって、最後の仕上げにごま油をプラスしてみてください!」(山田さん)

ポークランチョンミートに火を通すときには、動かさずじっくりと火を通すのがポイント。フライパンを動かしてしまうと、温度がグッと下がってしまうことがあるので要注意!

ここで平井さんから、缶詰のつかい方についてアドバイスをいただきました。

「ポークランチョンミートなどの缶詰は、防災食としての観点からも注目されているんです。ただ、いざというときに缶詰の期限が切れてしまうこともあるので、自分で『いつまでにつかう』と期限を決めておきましょう。期限が近づいてきたら料理につかって、そのたびに新しく買うのがよいと思います」(平井さん)

次にフライパンに玉ねぎを入れます。玉ねぎがしんなりしてきたら、きゅうりを加えて、油をなじませるように手早く炒めます。

「きゅうりを炒めるときには、食感を残すためにさっと火を通すのがよいと思います」(山田さん)

最後に残りのごま油と溶き卵を入れて炒め、「Cook Do®」青椒肉絲用を加えます。

「Cook Do®」青椒肉絲用には、ねぎ油がつかわれているので、仕上がりが華やかになるのだとか!きゅうりや豆腐などのシンプルな素材の風味を引き立ててくれるのもうれしいポイントです。

詳しいレシピはこちら!

最後に、あまらせがちな食材「きゅうり」の保存術を中村さんがご紹介♪

<きゅうり保存のコツ>

・乾燥と低温が苦手なので、2~3日を目安に早めに食べきるのが基本
・水気を拭いて1本ずつキッチンペーパーや新聞紙に包んでからポリ袋に入れ、野菜室に立てて保存
・紙を巻くことで、きゅうりの温度が下がりすぎないように

「きゅうり」を長く楽しむ保存方法や大量消費レシピは、こちらの記事でご紹介中です!

食材救出のコツ!作り置き&代用食材の豆知識

次のコーナーでは、イベント参加者の方々からの質問にお答えしながら、平井さんと山田さんに、サルベージクッキングの秘訣でもある「作り置き」と「代用食材」にスポットを当ててご紹介いただきました!

■覚えておきたい“作り置き”の小ワザ

食材を長持ちさせるためには、作り置きを活用するのもポイント!

きゅうりやトマトでも、簡単に作り置きの活用が出来ます。

「塩漬けやしょうゆ漬け、酢漬けにすれば、生で保管するよりも日持ちすることも。しかも、食卓にあと一品ほしいときにも便利です」と、平井さん。

乾物をつかって料理にうま味をプラスする

作り置きがめんどうだと感じる方は、「乾物」を活用するのがよいですと平井さん。

「常温で保存できて水で簡単に戻せますし、洋風や中華風など幅広くアレンジが効くんですよ」(平井さん)

これに対して、山田さんも「乾物はうま味が凝縮していて濃厚な香りがあるので常備しておくとよい」と乾物をおすすめしてくれました。

作り置きしておくと、平日のお料理も楽になりますよね。「AJINOMOTO PARK」では、あまりがちな食材(きゅうり・トマト)をつかった便利な作り置きレシピもご紹介中!どれも10分くらいでできる簡単なものなので、ぜひお試しください♪

きゅうり&トマト活用!で作る!おすすめ作り置きレシピ3点

■身近な食材を代わりにつかう!おすすめ代用食材は?

レシピに書いてある食材が冷蔵庫にない!というときでも大丈夫◎「肉類」「野菜」別に代わりになる食材や代用食材の見極め方を平井さんに教えていただきました。

①肉類の代用食材

「牛肉と豚肉は代用することができます!」と平井さん。

レシピが牛肉だからといって無理をする必要はありません。肉類の代わりに、豆腐や厚揚げなどの大豆製品をつかう方法もメジャーになってきているのだとか!

②野菜の代用食材

平井さんによると、ほうれん草と小松菜は見た目や食感も似ていて代用可能。長ねぎや玉ねぎはどちらも香味野菜としてつかえるのだとか。

「形状が似ているものは、同じような環境で生息していることが多く、味も近いことが多いのです。シンプルに、色が同じものを置き換えるという発想でもOK!」とのこと。色味や食感を想像しながら代用できるか考えて料理するのも楽しそうですね♪

■賢いお買いもののコツとは?タイミングや目安となる量を伝授!

最後に「食材をあまらせないためのお買いもの術」についてもおうかがいしました!

あまらせないためには、ちょうどよい量を買うのが大切ですが、どのようなポイントを意識すればいいのでしょうか。平井さんからはこんなアドバイスが。

「お腹が減っているときや、特売日に買いすぎてしまう方も多いかもしれません。そんなときには、『3日間で食べきれる量』を意識してみてください」(平井さん)

体調や気分によって、その日に食べたいものが変わる方も多いと思います。食べたいと思って買った食材でも1週間後には「そんな気分じゃない…」となってしまうことも。

おいしく食材をつかい切るためにも、この“3日間”という期間のうちに食べ切るといった視点を持つことが大切なのだそう!

料理を通じて、楽しくフードロスを削減♪

「フードロス削減」と聞くと、どうしてもむずかしいイメージがついてきてしまいますが、おいしい料理を楽しんでいるうちに、自然とおうちの食材をつかい切ることができればうれしいですよね。

ぜひみなさんも、おうちでサルベージクッキングや作り置き、代用食材をつかった料理にトライしてみてくださいね☆


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