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旬野菜便り♪香りが魅力!春菊のおいしさをもっと楽しむ方法☆

スーパーで季節ごとに変わっていく旬の野菜。季節感を味わえるだけでなく、栄養価も高いのです!こちらのコーナーでは、季節ごとに楽しみたい旬野菜の魅力を紹介します♪

春菊はその香りと独特のほろ苦さが魅力の野菜。肉や魚の生臭みを消したり、料理のアクセントになったりと、他の野菜にはない味わいを楽しめる、なくてはならない存在です。

寄せ鍋やすき焼きでおなじみですが、旬の時期の香り高い春菊のおいしさをもっと味わいたいもの。
春菊の魅力を引き出すレシピから、苦みが出にくい調理のコツまで、春菊をもっと好きになる秘訣をお伝えします。春菊初心者の方でも、パパッとつくれる香り豊かな春菊料理にはまっちゃいますよ☆

香りを楽しむ野菜春菊!春菊のもつ香り成分とは?


春菊の旬は10~3月頃。アツアツ料理が人気の季節だから、春菊といえば鍋のイメージがある方も多いのでは。

そんな春菊の一番の魅力は、なんといっても独特の香りと風味☆この特有の香り成分は、α-ピネン、ベンズアルデヒドなどの精油成分によるもので、これらの成分は自律神経に作用し、イライラを抑えたり、胃腸の働きを高めたり、のどの炎症をおさえるなど、さまざまな効果が期待できるのだとか。まるでハーブのようですね♪

おいしいだけじゃなく、カラダにもうれしい春菊。子どものころは苦手だった方も、大人になった今なら新たな発見があるかもしれません☆

春菊のほかに香りを楽しめる野菜は、セロリやにら、みょうが、しそ、みつばなどたくさんありますよね。
他の野菜の香りと組み合わせたりして、定番料理をひと味違ったおいしさで楽しんでみるのもオススメですよ。

パパッと調理が魅力☆香り豊かに苦みが出にくい春菊調理のコツは?


春菊はアク成分のシュウ酸が少なめなので、下ゆでは必要ありません。すぐに火が通り、スピード調理ができるのも大きな魅力のひとつなんです。

葉と茎は加熱時間が違うので、分けておいて時間差調理するのがポイント。
葉の部分は加熱しすぎると苦みが出てくるので、苦みが苦手な人は加熱のしすぎに注意が必要。鍋などに入れる時は、仕上げに加えることで、苦みを抑えられ春菊のさわやかな香りを存分に味わうことができます♪

葉の加熱時間は30秒から1分以内が◎ 茎は太さにもよりますが、葉よりも1分ほど早めにゆではじめるとちょうどよく火が通ります。

茎の部分は苦みが少ないので、苦みが苦手な人は茎の方を味わってみるのもオススメですよ☆ 歯ごたえもあるので、噛むごとに鼻に抜ける香りがたまりません!
新鮮なものは生でも食べられるので、サラダなどにして栄養素も風味もまるごと味わっちゃいましょう♪

春菊は鮮度が命!上手に選んで保存しよう


春菊は、茎が細く短めで切り口が新しいもの、色が濃くみずみずしい葉が密生しているものを選ぶようにすると◎
葉が小さめで細かい切れ込みの入っているやわらかいものは、生で食べるのがオススメ。

春菊は鮮度が落ちやすい野菜なので、なるべく新鮮なうちに早めに使い切るようにしたいもの。
保存は、葉と茎を切り離して、葉先は乾燥しないようにぬれたキッチンペーパーで包みます。それぞれをポリ袋に入れ、野菜室に立てておけば比較的長持ちします☆

また、かためにゆでておいた春菊の水気をサッとしぼり、ほぐした状態でポリ袋に入れれば冷凍庫保存もできます。自然解凍をすれば和え物やナムルに、加熱調理に使う場合は凍ったまま使ってOK。

春菊をもっと楽しみたい!オススメ春菊レシピ

春菊主役化レシピ☆

春菊の魅力は、その香りとほろ苦さが料理のアクセントになるところ♪すぐに火が通るからスピード調理にもぴったりです。春菊をもっと食べたい!春菊を主役にしたオススメレシピ☆

春菊を生でも楽しもう!

春菊は生でもおいしく食べられます。新鮮な春菊をアレンジして、春菊の新しい魅力を味わってみませんか?小鉢にサラダに大活躍!

もう一品!春菊のスピードおかず☆

春菊を使った10分以内のスピードレシピ。もう一品ほしいときに。

春菊ならではの香りや風味はやみつき級♪スピード調理やおいしさを引き出すコツをマスターして、春菊をもっと好きになってくださいね☆

(参考文献)
「やさい(幻冬舎)」
「旬の野菜と魚の栄養事典(X-Knowledge)」
「旬の野菜の栄養事典(X-Knowledge)」
「野菜まるごと事典(成美堂出版)」
「食材図典Ⅲ(小学館)」
「からだによく効く食べ物大事典(池田書店)」

(参照日:2022-12-22)

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